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コーラブル債

 

コーラブル債とは金利デリバティブを活用した債券の一種です。債券の発行体が特定日に繰上償還することができる権利が付いていますが、債券の利率(クーポン)が通常の債券よりも高く設定されています。発行体がコーラブルスワップを売却していることにより他の債券よりも高利回りで運用できます。

コーラブル債のしくみと特徴

コーラブル債とは、債券の発行体が予め定めた期間・価格において償還期限前に途中償還できるオプションを付与した債券のことを指します。期限前償還できる時期により「ワンタイムコーラブル(1回だけそのタイミングがあるコーラブル債)」「マルチコーラブル(2回以上期限前償還できるタイミングがあるコーラブル際)」というように分類されます。

発行体は、債券市場の金利情勢を見ながら償還をすることができるというメリットがあり、投資家はそうしたオプションを付与することによりコーラブルでない債券と比較して高い金利を得ることができます。

コーラブル債のリスク

コーラブル債は通常、発行時点で購入した場合、通常の債券と同様に発行体がデフォルト(債務不履行)を起こさない限りは元本が全額戻ります。
一方でコーラブル債のリスクについては、途中購入時のリスクがあります。例えば、あるコーラブル債の利回りが高い場合、債券価格が上昇します。例えば、120円で取引されたとしましょう。しかし、利払いを受ける前に、その債券が期限前償還をした場合、基準価格である100円で償還されてしまうため、その分差損を得てしまうリスクがあります。
また、コーラブル債には期限が長いものもありますので、途中償還されない場合長期にわたって資金が拘束されるというリスクもあります。

なお、最近は「仕組み預金」と呼ばれるものの中に、マルチコーラブルの仕組みを用いた預金も登場しています。新生銀行の「ステップアップ預金」などが10年満期のマルチコーラブル預金といえるでしょう。

※仕組み債は発行される債券ごとに様々な特徴や特別な条件が付帯されていることが多いです。そのため、上記の説明とやや異なる条件や設定となっている債券も多く存在します。不明な点は販売会社にしっかりと問い合わせをして、自分がしっかり理解できることが大切です。

 

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