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マネックス債とSBI債を徹底比較

 

「マネックス債」と「SBI債」どちらも投資家に絶大な人気を誇る債券(社債)です。その秘密はもちろん「満期1年という短期債券にも関わらず1%を超える高い金利」なわけですが、二つの人気債券それぞれの特徴の違いを教えてほしいというご要望が多かったので、ここでマネックス債とSBI債の違いをそれぞれ徹底的に比較していきます。

 

マネックス債とSBI債の基本情報の比較

それぞれの債券は下記のような条件で発行されています。

 
発行体 マネックスグループ SBIホールディングス
信用格付け(長期) BBB BBB
購入方法 申込順 抽選
発行日 3カ月に1回程度 ほぼ毎月
金利(過去実績) 1.10%(固定金利・第23回) 1.66%(固定金利)
通貨 日本円 日本円
購入単位 1万円、1万円単位 10万円以上、10万円単位
満期 1年 1年
途中解約 不可(市場での売却は可能です) 不可(市場での売却は可能です)
満期時の元本 100%で償還(額面償還) 100%で償還(額面償還)
購入条件 マネックス証券に口座を持つ個人 SBI証券に口座を持つ個人・法人

マネックス債は2011年2月、SBI債は2011年7月発行のものを比較しております。

こうやって比較してみるとほとんど同じ条件に見えますね。

金利部分が「SBI債」が1.66%に対して「マネックス債」が1.10%とやや高いという印象があります。一方でマネックス債は「申込順」となっているのに対してSBI債は「抽選」となっているので、SBI債は買いたいからか必ず買えるわけではないという点がネックかもしれません。

またSBI債の方は「法人も買える」というのも大きな魅力かもしれません。低金利時代の中でこれだけ高金利な金融商品はありませんので、法人関連の余剰資金あたりも流れている可能性が高いです。

 

何はともあれ、両方の証券会社に口座を持っておこう

いずれにしても、マネックス債もSBI債もすぐに買えるように準備しておくことが大切です。
すでに口座を持っている人はそのままでいいですが、まだマネックス証券やSBI証券に口座を持っていない人は、口座だけでも作っておきましょう(口座開設は当然無料です。また、口座維持費のように取引をしない状態で費用がかかることはありません)。

マネックス証券
↑マネックス証券公式ホームページ

SBI証券
↑SBI証券公式ホームページ

 

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