5年満期の個人向け国債と、5年国債を比較
人気の個人向け国債ですが、5年満期の個人向け国債と、通常の5年国債では、商品性が非常に類似しています。その上で、投資家としての選択が「5年満期個人向け国債」をとるべきか、「通常の5年国債」をとるべきなのか?という2点についてそれぞれの商品性を比較しながら解説していきます。
5年満期の個人向け国債と普通の国債の内容比較
5年満期の個人向け国債と普通の国債についての内容を比較します。
5年国債 |
5年個人向け国債 |
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| 金利 | 固定金利 |
固定金利(-0.05%) |
| 途中解約 | 不可 ただし、市場で売却はできる。 |
2年目以後なら可能 ただし、過去2年分の金利を返納。 |
第1のポイント(金利)
金利面を比較してみると、金利の種類は固定金利でどちらも同じですが、5年個人向け国債の金利は発行時の5年国債よりも5ベーシスポイント(0.05%)低く設定されています。これは次の第2のポイントともつながるわけですが、この金利が低い代わりに、「解約」を認めているのです。
第2のポイント
次に途中解約についてみていきます。個人向け国債(5年もの)の最大の特徴は発行から2年以後であれば、いつでも解約をすることができるという点にあります。途中解約をした場合のペナルティは過去2年分(4回分)の金利返納となっていますが、個人向け国債(5年)の場合は元本を下回るリスクがないという点が挙げられます。
一方で、通常の5年国債の場合、途中での解約はできません。しかし、市場で売却することはできます。
解約時のメリットをとるか?金利を取るか?
正直な話、5年満期の個人向け国債を買うくらいであれば、5年の普通国債を購入する方がリスク・リターンを考えた上ではオトクだと思います。
5年満期の個人向け国債を買う方は、途中解約するかも!と考えているのかもしれませんが、5年満期の債券で、途中解約は2年分の金利没収ですから、最終的なリターンも非常に小さくなります。
そもそも短期の運用しかできないのであれば「ネットバンク」などの高金利の定期預金をやっている銀行もありますので、そちらを利用したほうがリスクは小さいでしょう。(参考:ネットバンク預金金利比較)
逆に、5年は確実に運用できるというのであれば、わざわざ金利が低い5年満期の個人向け国債よりも普通の5年の中期国債を買った方が金利上お得ということになります。